今回は腰痛の方の姿勢についてのお話です。
腰痛の方は多くの場合姿勢が良くない場合が多いです。背骨と骨盤が歪み、その結果腰に負担をかける姿勢になってしまっています。不良姿勢のまま動くことによってさらに腰を痛めてしまいます。また、不良姿勢ののままいることで、身体の自然治癒力が働かなくなってしまい、いくら休んでも疲れがとれなくなってしまいます。姿勢のチェック方法は以下のの項目を参考にしてください。
- 顔が肩より前に出てしまっている
- 左右の肩の高さが違う
- 猫背になってしまっている
- 腰が反っている
- 出尻になってしまっている
- 膝が伸びていない
この項目に当てはまる人は不良姿勢の疑いがあります。現在腰痛や肩こりといった症状が出ていなくても将来的にそのリスクが高くなります。
では、良い姿勢はどのようにとればいいのでしょうか?以下の項目を参考にしてください。
- おへその上と下に手のひらを置きます。
- 自分のおへそを見るように下を向くと下の手のひらが見えてしまっていると思います
- 下の手のひらが見えなくなるようにお腹を引っ込めるように調節します
- その状態のまま背中(肩甲骨の間あたり)を意識して前を向きます
この状態が良い姿勢です。初めは背骨を支える筋力が弱っているので辛く感じるかもしれませんが、続けているうちになれてきます。継続は力なりですね。
ちなみに椅子に座るときは上記の良い立ち姿勢をしてから、そのまま椅子に深く座ります。背筋を伸ばすときに、腰を反らしすぎないようにしてください。反らす意識は肩甲骨の間あたりの背骨を意識してください。
良い姿勢がよい習慣になるようがんばりましょう!