腰痛は冷やすor温める?

腰痛は温めればいいのか、冷やせばいいのかわからなくなることってありませんか?
冷湿布、温湿布、カイロ等、やり方も様々でよくわからないと思います。整体ルームみころでもこの質問はとても多いので、今回は腰痛を含め、「冷やす場合と温める場合」についてまとめることにしました。

冷やした方が良い場合

冷やしたほうがよい場合はギックリ腰などの急性期の腰痛のときです。急性期をわかりやすく説明すると、捻挫の時のようにグキッとやってしまって、急に痛みが増してくる場合のことです。その場合、痛い場所を手で触ってみると熱を持っているように感じます。炎症が起きているためです。
冷やすときはビニール袋に氷と少量の水をいれた氷のうをつくって冷やしてください。凍傷を防ぐために濡らしたタオルやハンカチをあて布にしてください。冷やす時間は一般的に15~20分と言われていますが個人差がありますので、「感覚がマヒしたような状態」で終了するようにしてください。30分以上連続で冷やさないように気をつけてください。
冷湿布はスースーしている感覚があるだけで、実際は温度が下がらないので、この場合の冷やすことにはあてはまりません。

温めたほうが良い場合

上記以外の腰痛の場合は温めたほうがよいです。ここで気をつけることは冷やす時と違い局所的に冷やしても効果が薄いということです。
血は全身を巡っているので1箇所だけ温めても、別の冷えがある場所で冷めてしまいます。
なので、お風呂にゆっくり使って全身を温めましょう。また、温めるという意識だけでなく「冷やさない」という意識が大切です。