椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアについて
背骨と背骨の間には椎間板というクッション材があります。
椎間板は切ったロールケーキのような形をしています。ロールケーキのスポンジの部分が繊維輪、真ん中のクリームが髄核といいます。
椎間板ヘルニアはこの髄核が繊維輪を突き破って突出し、神経に触れることによって痛みが出ると言われています。
しかし、椎間板ヘルニアと診断されていても椎間板ヘルニア自体が原因で痛みがでているわけではない方が大勢います。
- 腰痛がない85%の人にも椎間板変形や劣化が見られ、75%の人にヘルニアが見られることが近年わかってきました。
- 突出している椎間板を手術で取り去っても痛みが残る方がいます。
つまり椎間板ヘルニアと腰痛との関連性はわかっていないということです。
当院に来られる多くの椎間板ヘルニアで悩んでいる方は、身体のバランスが狂ってしまっている方が多いです。
具体的に言うと背骨の左右のバランスが悪く、腰はそり腰になっている方が多いです。
このバランスの狂いを調整していることによって症状が回復していきます。
椎間板ヘルニアの施術
当院での椎間板ヘルニアの施術は前述の通り、背骨の左右のバランスとそり腰が改善するように調整していきます。
痛みのある腰自体には強い刺激を与えないように調整していくので、痛みが強い方でも安心して施術をうけていただけます。
また、日常生活での不良姿勢が回復の妨げになってしまっていることが多いので、良い姿勢の維持の仕方、予防の体操を丁寧に指導させていただいています。