ぎっくり腰

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は「急性腰痛」といい、わかりやすく言えば腰の部分に炎症が起きている状態です。
腰の筋肉に傷が入っている状態だと思ってください。

一般的には「重いものを無理して持ち上げた時」「顔を洗って前かがみになったとき」に急に腰が砕けるように痛くなったと言われる方が多いですよね。
なかには「最初は腰の違和感から始まって、無理して動かしているうちに我慢できないほど痛くなってきた」という方もいます。

では、いきなり腰の筋肉に傷が入るのでしょうか?
思いっきり腰の可動範囲を無視したような動きや強大な力が腰に加わればそうなるかもしれませんが、
ぎっくり腰で来院される方の大半が「姿勢を変えたときのふとした瞬間」にぎっくり腰になるので、いきなり腰の筋肉に傷が入ることはほぼない
です。
ぎっくり腰は普段から蓄積されてきた腰の疲労が限界に達した瞬間に起こるものが大半です。
つまり、ぎっくり腰の原因は「腰に負担をかける姿勢」を普段からしてしまっているということです。

ぎっくり腰はクセになる!?

よく「ぎっくり腰はクセになる」とか「クセになってしまっているので1年に3回はぎっくり腰になる」という方がいますが、そんなことはありません。
そうなってしまっている方の大半がぎっくり腰のケア方法が間違っています。原因が取れていないんですね。

炎症による痛みは時間がたてば、とれてきます。ただ、これはぎっくり腰の原因が取れたわけではないんですね。

先ほどお話したようにぎっくり腰は「普段から蓄積されてきた腰の疲労が限界に達した瞬間」に起こります。
そしてぎっくり腰の原因は「腰に負担をかける姿勢」にあります。

痛みはとれてもこの原因が取れてないために再び腰に疲労を貯めてしまって再発するのです。それがクセのように感じてしまっているわけです。

ぎっくり腰の施術

整体ルームみころで行うぎっくり腰の施術は

姿勢を正しい姿勢に戻す
腰に負担が掛からないようにテーピンクをする

という2つのことをやっていきます。

具体的にはゆらゆら揺らすような背骨の調整で姿勢が起こせるようにします。
この時炎症の起きている腰に触りすぎると炎症を広げてしまう可能性があるため、なるべく腰に触れないように施術します。
ぎっくり腰の方というのは大半が前かがみの姿勢になってしまってるため、姿勢が起こせるだけでもかなり楽になり、炎症の治りも早くなります。
中にはその日のうちか次の日ぐらいには8割ぐらいの痛みが取れてしまう方もいます。